塗料の油性と水性の違いは何ですか？【知恵袋のような質問・口コミ投稿サイト≪外壁塗装の知恵ノート≫】

知恵袋のような質問・口コミ投稿サイト外壁塗装の知恵ノートTOP > 質問カテゴリ一覧 > 塗料に関する質問・相談 > 塗料の油性と水性の違いは何ですか？

回答数
1

閲覧数
47人

塗料の油性と水性の違いは何ですか？

2021/11/17 18:31:04

初めて家を建てたため、外壁塗装をするのも初めての経験です。
家を丸々塗装をするとなると、大きなお金が必要なため、極力、外壁塗装に掛かる費用は抑えたいのですが、「安かろう悪かろう」では困ります。

家に来てもらった外壁塗装業者さん、「外壁に塗る塗料は、油性か水性、どちらにしますか？」

油性や水性の言葉は知っているのですが、違いが分かりません。
自分の家の外壁に適した塗料を勧めてくれるのが、業者さんの仕事ではないの？

お金を支払うのは私なのですが、塗装に関し素人な私に、油性にするか水性にするかの選択肢を与えられても困ります。

油性と水性と聞いて思い出すのは「水と油の関係」、正反対を意味する言葉のため、外壁に塗る塗料の油性と水性を素人が決めてしまって良いのですか？

塗装に関し素人の私は、水は板に染み込むが、油は板に染み込まず弾くイメージ。

水性の塗装で外壁を塗れば、外壁に水性の塗装が染み込み、反対に油性の塗料は外壁に染み込まない。

外壁に使われる板は経年劣化で乾燥する、水性塗料なら乾燥した板に染み込みそうな気がするのですが、染み込み過ぎると良くない気もします。

板に染み込まない油性塗料だと、雨などの水分を弾きそうな気もするのですが、乾燥で変形した外壁の板に油性塗料は適さない気もします。

実際のところは、どうなのでしょう？
何を基準に、油性か水性かを決めれば良いのでしょうか？
一度、油性の塗料で外壁を塗ってしまったら、次回以降も油性塗料で外壁を塗らなくてはいけないのでしょうか？
私が考えている油性と水性の考えは間違っているのでしょうか？

違反報告

質問への回答一覧1件

藤ヶ谷菜月さん
2021/11/26 10:36:01

0

塗料は色の元である顔料を溶剤で希釈して液体にしていますが、その溶剤に「水」を使用しているか、シンナーなどの「有機溶剤」を使用しているかが水性と油性の違いです。

水性は雨風などによって劣化しやすく、油性は耐久性が高く、しかしその分高価であるというのが以前の一般的な認識でしたが、近年では水性の性能も向上し、油性にも劣らない耐久性を持つものも出てきています。

その上で、水性のメリットは油性特有のシンナー系の臭いがないことや、環境に優しいといったことが挙げられます。
デメリットとしては、油性に比べ乾燥まで工期がかかってしまうことや、金属等の材質に馴染みにくく、素材を選ぶ点があります。
一方で油性のメリットはやはり安定して耐久性があることや、塗る素材を選ばない点で、デメリットは先に述べた臭いや環境への影響などがあります。

また油性の塗料を塗った外壁に水性を新たに塗ることについては、きちんと洗浄をして下地処理もすれば問題ありません。

これらの点を把握した上で、改めて業者さんにどちらが向いているか相談してみるのが良いと思います。

その受け答えによって業者の良し悪しを判断してみるのも良いのではないでしょうか。