「家を建ててから、外壁塗装をしてからそろそろ10年だから塗り替え時期かな」
「塗り替えたいけど経済的にちょっと不安があるな」
という悩みを持っているそこのあなたにおすすめの外壁塗装の方法があります。
それはリフォームローンを活用することです。
約80万円~100万円になる決して安くはない外壁塗装工事。
資金に不安があるからという理由で準備できずにそのうちやろうと思い後回しにしてしまっている方も多いと思います。
この記事は外壁塗装を後回しにせざるをえないと考えているそこのあなたに外壁塗装でも利用ができる「リフォームローン」についての詳細をご紹介していきたいと思います。
住宅ローンとの違いや申し込むための条件などをふまえてお伝えしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
ローンを利用して建物のメンテナンスはお早めに
一般的な戸建て住宅の外壁塗装工事の相場は、約80万円~100万円と決して安くはない金額がかかります。
さらに屋根もあわせて塗装をするとなると30万円ほど追加で必要となります。
雨樋やカーポートなどの交換が必要となればさらにコストアップ。
そうなると、費用を準備するのが難しいという理由でどんどんメンテナンスを先延ばしにしてしまうということになり、建物の劣化をさらに進めてしまうことになってしまいます。
外壁の塗膜が剥がれ、塗料の耐久性がなくなって顔料が粉として出てくる「チョーキング現象」などが起きている状態では、建物を保護する力が弱まっているので塗り替えを早めに行うべきです。
その他にも、外壁にひびが入ったりして雨水が浸水したりして雨漏りを発生させたりと危険がたくさん。
劣化のタイミングで外壁塗装工事の用意ができないという方は、リフォームに利用できるローンを検討しましょう。
そのリフォームローンを使うことができれば、高い工事費用を家計にも優しく支払うことが可能ですし、大事なご自宅のメンテナンスをきちんとしたタイミングですることができます。
外壁塗装工事費用のさまざまな支払い方法
外壁塗装は高額な費用がかかるので、どのタイミングで支払いが発生するのか?現金以外での支払い方法があるのか?など気になることがあると思います。
では、外壁塗装工事の施工業者にどんなタイミングで、工事費用を支払ってさらにどんな種類の支払方法があるのかをご紹介していきます。
施工業者に外壁塗装費用を支払うタイミングとは
外壁塗装工事費用を支払うタイミングは業者によって違い大きく3つあります。
1. 工事がすべて終了した後に一括で支払う
2. 契約時に手付金として一部を支払って、工事終了後に残りを支払う
3. 契約時、工事中、工事終了後の3回のタイミングに分割して支払う
上記の3つの方法があるのですが、工事終了後に全額を支払う方法が一般的です。
ここで1つ注意点。
工事をしてもいないのに全額を前払いするのはNGです。
まだ工事が終わってもいないのに、契約を結んだと同時に全額前払いさせようとするのは悪徳業者のやり口です。
全額を前払いするように勧められても絶対に応じないようにしてください。
どんな理由を言われたとしても断るようにしてください。
半額や1/3の金額でも、持ち逃げされるリスクがあるので、工事前に支払う形はできるだけ避けたほうがいいです。
工事がすべて終了した後に支払うのが、最も安心できること間違いなしです。
外壁塗装は大きなお金が動く工事なので、支払うタイミングや業者を徹底的に調べてから依頼するようにしてください。
外壁塗装工事費用の支払い方法
外壁塗装工事の費用の支払い方法は大きく分けて4つ。
1. 現金
2. 銀行振込
3. クレジットカード支払い
4. リフォームローン
この4つの方法がありますが、この記事ではリフォームローンだけを紹介していきます。
工事費用が用意できないけれど、できるだけ早くリフォームを済ませておきたいという方には、リフォームローンがおすすめです。
リフォームローンは、10年などの長期間で少しずつ返済することが可能です。
数十万円のリフォーム費用を30回、60回、120回などに毎月分割で数万円ずつ支払うことができるので、家計への負担は一括で支払うよりも少なくなります。
しかし、リフォームローンを利用するためには金融機関の審査に通過することが前提で、もし審査が通らなければリフォームローンは利用できないので、違う支払い方法を検討せざるをえなくなってしまいます。
過去に住宅ローンを利用してマイホームを購入したときの返済がまだ残っている方は、住宅ローンとリフォームローンを毎月同時に支払わなければならなくなるので注意しましょう。
あと10年以上のローンを組んでしまうと次回の塗り替えやメンテナンスのタイミングで前回の支払いがまだ終わっていないタイミングでまたしても塗り替え時期が訪れる可能性があるので覚えておきましょう。
このようにリフォームローンは少しずつ工事費用を支払えるというメリットがありますが、利用する際には無理のない返済計画をしっかりと立てて検討する慎重さが必要です。
知ってる?リフォームローンの申し込み方法
ひとことにリフォームローンといっても、申し込み先には複数の選択肢があります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、ご自身にとってベストな申し込み先を知っておきましょう。
リフォームローンも住宅ローンと同じ金融機関に申し込む
住宅ローンを利用しており、その返済がまだ続いている場合は、住宅ローンを申し込んだ金融機関にリフォームローンも同時に利用できるかを聞いてみましょう。
住宅ローンの申し込み内容が借入状況によって、低金利でリフォームローンを組むことができる可能性も。またリフォームローン一体型の住宅ローンに乗り換えることができることがあります。
あと金額が審査の厳しい住宅ローンが通っているのであれば、金額が小さいリフォームローンであれば申し込みが若干有利になることがあります。
リフォームローンを住宅ローンとは別の金融機関に申し込む
住宅ローンを返済している金融機関がリフォームローンを取り扱っていなかったり、審査に落ちてしまったときは、別の金融機関で外壁塗装用のリフォームローンだけを新規で申し込みましょう。
銀行のリフォームローンは単体で利用すると、住宅ローンより金利が高いというデメリットがあるので、利息を余分に支払うことになってしまいます。
住宅ローンを返済している金融機関でリフォームローンを利用できないのなら、リフォームローンを利用できる金融機関で住宅ローンの借り換えを行って、リフォームローン一体型にするとよいと思います。
けれど、住宅ローンの借り換えを行うと、既存の住宅ローンに設定されていた担保を取り消すための「抵当権設定費用」が数万円発生するので、忘れずに予算に入れておきましょう。
外壁塗装業者が提携するクレジット会社のリフォームローンに申し込む
クレジットカード会社のリフォームローンは、外壁塗装業者の方で、申し込み書の記入や必要事項の調査や用意を進めてくれるので、金融機関での申し込みに比べると、スムーズに手続きができるメリットがあります。
クレジット会社と業務提携を結んでいない業者と契約してしまうと、クレジットカードのリフォームローンは選択できず、金利も銀行よりも高くなります。
リフォームローンの担保と金利を理解しよう
リフォームローンは銀行やクレジット会社によって、担保の有無や返済にかかる金利が違ってきます。
利用するときは、特徴をよく比較して検討しましょう。
金利 | 借入期間 | 審査・手続き | |
無担保 | 高め | 短い | 審査なし・簡単 |
---|---|---|---|
有担保 | 低め | 長い | 審査あり・時間がかかる |
リフォームローンの金利タイプ
ローンを比較したときに、よく調べておきたいポイントが、返済時に発生する『金利』です。金利が高いローンほど、利息の分だけ返済する金額も毎月高く、元金と利息を合わせた返済額も高くなります。
リフォームローンの金利タイプには、2つのタイプがあります。
申し込み時に「固定金利」か「変動金利」のどちらかを選べ、ローンを申し込むタイミングや返済期間の長さによってそれぞれメリット・デメリットがあります。
・固定金利タイプ
固定金利タイプは、申し込み時に適用されていた金利が完済まで変更なしで適用され続けるタイプのことです。
固定金利タイプにしておくと、経済情勢が変わって急に高い金利になってしまい返済額が上がってしまうリスクがなくなります。
反対に申し込み時の金利が世間の相場より高い場合は、そのまま高い金利を払い続けなければならなくなるケースもあるので、金融機関担当者のアドバイスを聞くなどして、検討してみてください。
・変動金利タイプ
変動金利タイプは、その時の市場に応じて金利の見直しがされるタイプです。
申し込み時に設定された金利よりも市場の金利相場が安くければ、見直しによってローンの金利も安くなるというメリットがあります。
金利の変わり方を予測する方法がないため、借り入れ時の最終的な返済額が予測できないというデメリットがあります。
あと、見直しが行われるといっても、変更のタイミングと変更額には制限があるので、その時の金利に合わせて目まぐるしく変わるわけではありません。
・どちらの金利を選ぶべきか
正直、どちらを選ぶべきかについてはケースバイケースです。
ご自身の資産状況に最も適した方法を選ぶように様々な検討をするようにしてください。
まとめ:リフォームローンを利用して適切なメンテナンスを
外壁塗装工事でまとまった資金が用意できなくても、リフォームローンを利用すれば、マイホームを適切なタイミングでメンテナンスすることができます。
リフォームローンをうまく使って、家計にも優しく返済していくようにしてください。
そのために各タイプのメリットやデメリットをよく調べて検討してみてはいかがでしょうか。
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