家の顔といわれる「門扉」
その門扉をリフォームすることは、家の防犯性や外観をよくするのに、非常に効果があるのです。
そこで門扉のリフォームには、知っておくべきいくつかのポイントがあります。
門扉の交換だけでなく、新設リフォームも同様に把握しておくべきことがありますので、この記事で紹介していきたいと思います。
そろそろ自宅の門扉をどうにかしなくてはいけないと考えている方、これから家を建てられる方、それぞれに参考になることが見つかると思いますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
それでは、いっしょに見ていきましょう。
目次
門扉リフォームのポイントを簡単にチェック
ここからは、まず門扉リフォームのポイントを簡単に紹介していきたいと思います。
それぞれのポイントを後々、具体的に説明していきます。
門扉の種類や材質選び
門扉の種類や材質選びは、メンテナンスのしやすさを考慮しながら選ぶようにしましょう。
耐久性を重視するのなら、サビなどに強いアルミ製にするなど、重視することで選択肢が変わります。
門扉リフォームの際の注意点
門扉リフォームの注意点としては、まず基礎工事に不安があると門扉が傾く、開閉がしにくくなるなど機能が低下してしまいます。
もうひとつは、「住居表示」を実施している地域では、門扉の位置を変更する際、自治体へ届出をする必要があるので確認するようにしておきましょう。
門扉リフォームにかかる費用
門扉の修理費用は、約3~10万円といわれています。
門扉を新しく設置するなら、設置工事や基礎工事、撤去や解体などを含めて約19~36万円といわれていますが、ミドルクラスの商品となると15~30万円以上追加になる場合があります。
門扉リフォームにおけるメリットとは
家の防犯性が向上する
門扉が閉まっていると、人は心理的に敷地内に入りづらくなるものです。
そのため、見通しが良い玄関周り、人目につきにくい裏口には、門扉の設置が必要不可欠といっても過言ではありません。
門扉のカギが壊れている状態で放置したままにすると、防犯意識の低い家だと判断されて狙われやすくなってしまう可能性があります。
また門扉がない家だと、公道との境界線がわかりにくく、遊んでいる子供が間違えて敷地内に入り込んでしまうケースも起こりえます。
結論、しっかりとした門扉を設置することは、不法侵入や空き巣防止のために重要なことなのです。
子供やペットの飛び出し事故を防止する
また門扉がない家の場合、子供やペットが不用意に飛び出してしまい事故を引き起こしてしまう危険性があります。
しかし、門扉が閉まっていると、突然ペットが外へ出てしまう心配もなく、お子さんが外出するときも門扉を開けながら注意して外に出るという習慣がつきます。
外観がよくなる
門扉は家の外観全体の印象を変える役割も持っています。
門扉には、さまざまな種類、バリエーションがあるので、外壁やフェンスとの相性やバランスを確認しながら、ベストなものを選びましょう。
門扉の種類と材質を選ぶポイントとは
門扉をリフォームする際は、防犯性やメンテナンスのしやすさを考慮しながら種類や材質を選ぶことをおすすめします。
代表的な素材は、樹脂系・アルミ形材・アルミ鋳物・木製・鉄製とたくさんあります。
その中で、木製は強風や雨の影響によって破損してしまう可能性があるので、少し先述したように耐久性を求めるのであれば、サビや腐食に強くメンテナンスしやすいアルミ製の門扉がおすすめです。
防犯性を重視するのなら、片開きタイプよりも両開きタイプが良いといわれています。
あと、外開きが内開きかも設置場所によっては、検討しなければいけません。
通行人の邪魔になるようであれば、外開きは避けるようにしましょう。
しかし、ベビーカーや車椅子で出入りする場合、内開きは非常に不便なので、可能であれば引き戸タイプも検討してみてはいかがでしょうか。
門扉の価格相場を知ろう
門扉の本体価格は、グレードによって大きく変わり、スタンダードタイプかミドルグレードタイプかによって異なります。
それぞれの価格相場をまとめましたので、見てみましょう。
スタンダードタイプの門扉価格
片開きタイプ…4~18万円
両開きタイプ…7~25万円
ミドルグレードタイプの門扉価格
片開きタイプ…20~25万円
両開きタイプ…25~52万円
さらに夜間照明などのオプションを付けると、追加で5~11万円程度かかるといわれています。
門扉の取り付け・修理の費用と工期を知ろう
ここでは、門扉を取り付けるとき、修理の際にかかる費用をまとめました。
費用 | 工期 | |
---|---|---|
門扉の修理 | 3~10万円 | 1日 |
門扉の設置 | 19~36万円 | 1~5日 |
門扉が故障してしまって修理が必要な場合、国内メーカーであれば簡単に修理することが可能です。
しかし、海外メーカーのものとなると、部材がすぐに仕入れられない可能性があるため、工期もかかり施工費も高額になるかもしれません。
門扉の設置は、本体代・取り付け工事費・コンクリート基礎工事費・撤去解体費を合わせて19~36万円程度となります。
先述したようにミドルクラスの門扉となると、さらに15~30万円以上必要となるので、予算を考慮してリフォーム会社と相談してみることをおすすめします。
門扉リフォームの際の注意点
とにかく基礎工事が重要
門扉を新設する際、とにかく基礎工事をきちんとおこなうことが重要になります。
基礎工事に不備があると、門扉の扉が開閉しにくくなる、門扉が傾いてしまうといったことになり、機能が半減してしまいます。
地盤がしっかりとしたものでないと、いくら良い門扉を設置したとしても勿体ないことになってしまいます。
そのため、外構・エクステリアリフォームの実績が豊富な業者に依頼することをおすすめします。
門扉の位置変更時には「住居表示」の届出が必要
「住居表示」を実施する地域にお住まいの方は、門扉の位置を変更する際、自治体へ住居表示の届出をしなくてはなりません。
不安な方は、地元の不動産登記にも詳しいリフォーム会社に相談してみましょう。
まとめ
今回は、門扉リフォームについてのポイントを紹介させていただきました。
門扉は家の顔です。
リフォームすることで、外観が良くなるだけでなく防犯性を向上させることもできます。
メンテナンスのしやすさや、家の外壁や色などとのバランス、予算などを考慮して素敵な門扉を設置するようにしてくださいね。
少しでも不安なことがある方は、外構・エクステリアリフォームの実績がある業者に相談することをおすすめします。
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