「前に塗装をしてもらってからもうだいぶ経つし、劣化も目立ってきた」
「家を建ててから幾年か経つけど、汚れも出てきたしそろそろ塗り替えたい」
現在、このように考えている人も多いと思います。
しかし、そこで多くの人の頭を悩ませるもの、それは、お金ではないでしょうか。
外壁塗装は、決して安いものではありません。
しかも、お金がないからといって放置しておくと、劣化が進んでしまい塗装の料金がさらに高くなってしまう可能性がでてきます。
では、どうすればいいのでしょうか。
そこで今回は、お金がなくても外壁塗装をする方法について紹介していきたいと思います。
その方法が、大きく3つあります。
ひとつひとつ詳しく説明していきますので、いっしょに見ていきましょう。
目次
外壁塗装は安くない
外壁塗装をしようと考えているときの一番の悩みは、前述したように「お金」ではないでしょうか。
大体の目安ですが、30坪くらいの一般的な一戸建て住宅を外壁塗装する場合、少なくとも60万円くらいはかかると覚えておいてください。
外壁塗装を依頼したことがない人は、「えっ、壁を塗り替えるだけでそんなにかかるの?」と思ってしまうかもしれませんが、使用する塗料や、塗装をするための足場の設置、人件費などを考えると、どうしても料金は高くなります。
「料金が高いこともあるし、そんなに急がなくてもいいだろう」と塗装を先延ばしにするとさらに劣化が進み、塗装費用がさらに高額になってしまいます。
そこで、外壁塗装にかけるお金がない場合にどうすればいいのか、その具体的な方法をここから見ていきましょう。
お金がないとき、外壁塗装で役立つ3つの方法
お金がないときに外壁塗装をする方法は、3つあります。
まずは、どのような方法なのか、それぞれを簡単に説明していきます。
1.助成金を利用する
自治体によっては、一定の条件をクリアしていると助成金をもらうことができます。
助成金は返済不要なお金のため、もらえることができるのならば外壁塗装工事にかかる費用をかなり抑えることができます。
自治体によって助成金がでることを、知らなかったり見逃していたりで、貰えるはずだったのに…とならないように一度確認するようにしましょう。
2.ローンを組む
ローンを利用すれば、手元にお金がない場合でも外壁塗装をすることが可能です。
ローンを使う場合は、金利がかかるというデメリットもあります。
しかし、住宅ローンをすでに立てている場合は、同じ金融機関を用いると低金利でお金を借りることができるため、金融機関に確認してみましょう。
3.塗装費を安くする
外壁塗装の料金は、業者によって変わってきます。
少しでも安く済ませたいと思う気持ちは、誰もが抱くものです。
しかし、あまりに安すぎる業者にも注意が必要になります。
そのため、見積もりを依頼して相場よりも少し安くて信頼のできる業者を見つけるようにしましょう。
この方法がいちばん手元にお金が必要になることは間違いないです。
しかし、これらの3つの方法は組み合わせが可能な場合もありますので、少しでも費用を抑えたいのならば、活用できる方法がどれなのかしっかりと確認しましょう。
次は、これら3つの方法をより詳しく説明していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
助成金を利用する方法の詳細
あなたが住んでいるエリアによっては、外壁塗装をする際に助成金が貰える場合があります。
一定の条件をクリアしていれば、外壁塗装にかかる費用の一部を負担してくれるため、積極的に利用しましょう。
しかし、助成金の申請には時間がかかります。
そのため、すぐに外壁塗装をしなければいけない状態の人には向いていません。
助成金を受け取るための条件
助成金が貰える条件は、自治体によって異なるため各自治体のホームページで確認しましょう。
自治体によって違いがあるのですが、一般的に外壁塗装に使用する塗料が「高遮熱塗装」「高断熱塗装」の2つの場合に適用されることが多いです。
これらの2つの塗料は、室内の温度を下げてくれる効果が期待できるため、省エネに繋がるというところから、国も助成金を出すことで積極的に広げていこうとしているのです。
助成金を受け取るまでの流れ
助成金を受け取るためには、7つのステップを踏む必要があります。
1.助成金を貰える条件を確認
2.自治体へ助成金の申請
3.助成金の決定通知が届く
4.外壁塗装工事
5.自治体へ報告書を提出
6.完了した外壁の確認
7.助成金の受注
申請の流れ自体は、この7つに沿って行えば、そこまで難しいものではありません。
しかし、注意すべきポイントは先述したように、申請が決定するまでの期間です。
助成金は国の審査を通過しなければならないため、どうしても時間がかかってしまいます。
申請が遅れてしまい、工事が始まるまでに申請が完了していなければ、助成金を受け取ることはできません。
助成金の申請はなるべく早く行いましょう。
工事費用全額を貰えるわけではない
勘違いしている人もたまにいるのですが、助成金は外壁塗装の料金を全額補助してもらえるというものではありません。
助成金で補助してもらえる額は、自治体によって異なるので、ホームページで確認してください。
ローンを組む方法の詳細
家を購入した際に住宅ローンを使うのと同様に、外壁塗装もローンを組んで分割払いにすることが可能です。
ローンを使用することで、手元にまとまったお金がなくても外壁塗装をすることができます。
特に次の悩みをお持ちの人は、ローンの利用に適していると思います。
●まとまったお金が手元にないことで、外壁塗装ができない
●予想以上に外壁塗装費用がかかる
●貯金を使用したくない
ローンの選び方
外壁塗装でローンを組む場合は、3つの選択肢があります。
1.住宅ローンで利用している金融機関を使用する
2.有担保ローン
3.無担保ローン
それぞれについて、説明していきます。
住宅ローンで利用している金融機関を使用する
外壁塗装でローンを利用する際は、まず「住宅ローンで利用している金融機関」を検討してみてください。
なぜなら、住宅ローンで利用している金融機関ならば、金利を低くしてもらえる可能性があるからです。
ただし、ローンを組むには審査を通過しないといけないため、必ずローンが組めるわけではないことを覚えておいてください。
有担保ローンを利用する
住宅ローンで利用している金融機関でローンを組めなかったら、次の選択肢として銀行などの有担保ローンがあります。
有担保ローンは、安い金利でローンを組めて借入期間も長いので、月々の返済を抑えることができるメリットがあります。
有担保ローンを検討する際は、お近くの銀行に相談してみましょう。
無担保ローンを利用する
有担保ローンでもお金を借りることができなければ、無担保ローンです。
無担保ローンは有担保ローンよりも金利が高いデメリットがありますが、「手続きが少ない」「すぐに借り入れできる」というメリットがあります。
金利が高くてもすぐに借り入れしたいという人は、無担保ローンを検討してみてはいかがでしょうか。
塗装費を安くする方法の詳細
塗装費を安く抑えるためには、時間をかけて慎重に業者を選ぶことです。
「どこもそんなに変わらないだろう」という気持ちで業者を選んでしまうと、他の優良業者よりも数十万円も費用がかかっていた、なんてことがあります。
そう言われても、どうやって判断すればいいかわからないという人も多いと思います。
そこでおすすめなのが「見積もりサイト」です。
見積もりサイトは、外壁塗装の見積もりの相場を全国の外壁塗装業者で比較することができます。
そのため、自分の条件の中で一番安い業者を見つけやすくなります。
無料で利用することができるため、一度試してみるのもいいのではないでしょうか。
放置せずに3つの方法を活用してみよう
ここまで手元にお金がないときでも外壁塗装ができる方法を3つ紹介しました。
外壁塗装では、工事をしないと明日にでも家がとんでもないことになってしまうなんてことは、ほぼありません。
そして費用が高額なのもあり、どうしても後回しにしてしまうことが多くなります。
そのまま放置してしまうと取り返しのつかない事態になってしまう可能性があるため、早めに対応することをおすすめします。
そんなとき、もしも手元にお金がなく悩んでしまうことになってしまったら今回紹介させていただいた3つの方法を試してみてくださいね。
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