プライベート空間に必須!庭の目隠しフェンスを選ぶポイント

この記事の監修者

佐伯 明彦 (株式会社ソラ SOLA)

所有資格外壁診断士

外壁施工において構造性能や耐火耐久性能など外壁塗装をお考えの方に対して アドバイスをおこなっております。


目隠しフェンスとは、ご自宅の庭をよりプライベートな空間へと変えたり、ご近所や通行人から家族のプライバシーを守ってくれたりと、住宅には欠かせないものです。

当たり前にあるものなので、あまり実感することがないかもしれませんが、目隠しフェンスがもしも無いとしたら生活が丸見えになってしまいます。

今回は、そんな目隠しフェンスについて詳しく説明していきたいと思います。

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目隠しフェンスとは

目隠しフェンスとは、外からの視線を遮るために使用する背の高いフェンスのことを言います。

道路沿いにある住宅、隣接する住宅との間、玄関前、庭、浴室周りなどに設置されることが多いです。

施工方法は大きく2つありまして、フェンスそのものを独立させて設置するパターンとブロック塀の上に設置するパターンです。

では、目隠しフェンスには使用するものは何でもいいのか?どのようなものが良いのか?
それをこれから一緒に見ていきましょう。

目隠しフェンスを選ぶポイント

目隠しフェンスを設置したいとき、リフォームをしたいとき、注意すべきポイントが具体的にあるのでしょうか?

目隠しフェンスは外からの視線を遮断するだけではなく、外観にも影響が出てくる重要な場所なので、機能性とデザイン性のどちらも重視しながら選ぶようにしましょう。

ベストな高さかどうか

一般的に、大人の目線から家の中を守ろうとすると180cm程度の高さが必要になります。
そのため、フェンス全体の高さは180cm以上~200cm前後がおすすめになります。

ブロック塀の上に設置する場合は、ブロック塀の高さとフェンスの高さの合計が180cm以上になるようにしましょう。

しかし、隣り合う家のフェンスやブロック塀との高さに合わせてバランスを良くすることも必要になってきますので、絶対に180cm以上~200cm前後がベストな高さとは限らない場合があります。

また、フェンスは外からの視線などを気にするだけでなく、中からの眺めも気にするべきです。
家族の身長によっても高さが変わってきたりするため、フェンスを設置する場合は、業者に相談してみることをおすすめします。

圧迫感に注意しよう

目隠しフェンスの目的は、家の中を外から見られないようにするということが第一なのですが、フェンスの素材や高さによっては圧迫感が出てしまう場合があるので注意しましょう。

暗い色や重厚感のあるデザインだと狭く見えて息苦しく感じる可能性もあります。

そのため、白や淡い系の明るい色を選ぶことをおすすめします。
フェンスをどうしようか迷っている方は、ご近所を参考にしてみるのもいいかもしれませんね。

光の量と風通し

フェンスを設置する位置や方角によって変わってくるのですが、背の高いフェンスは、家の中の採光状況や風通しを左右します。

太陽光をそこまで遮断しなくて尚且つ通気性の良いものを選ぶようにしましょう。
竹垣は通気性が良くて、夏には涼しさを感じることができます。

ご家族にガーデニングが趣味の方がいらっしゃるのなら、網目が大きいフェンスに植物を絡ませて緑あふれるフェンスにしてみたりといった工夫もできます。

違和感のないデザインにしよう

家の外から見ても中から見ても違和感をおぼえないデザインのフェンスを選ぶようにしましょう。

フェンスそのものが家の外観を引き締めてくれる効果があるので、あまり個性的なデザインや色を選ぶと悪目立ちしてしまう可能性が高いです。

外壁と同系色のものを選ぶと失敗は少ないと言われています。

目隠しフェンスの素材の種類

目隠しフェンスには、さまざまな素材の種類が存在します。
選ぶ際には、デザイン性だけではなく素材の特性も理解した上だと選択肢の幅も広がりよりベストな目隠しフェンスを選択できると思います。

現在、人気の形状の格子状やルーバー状は、目隠し効果が高いことで評価を得ています。

ここからは、主な目隠しフェンスの種類について簡単に紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。

アルミ製・スチール製

どのようなデザインの家にもマッチするため、アルミ製とスチール製のフェンスは評判が良いです。

形状は、横向きライン、縦向きライン、ラティス格子、ルーバータイプと様々です。

木製フェンス

ナチュラルな雰囲気やカントリー調にしたい方にピッタリなのが、木製フェンスです。

素材は木製のものと、人工木材とがあり、メンテナンスの頻度や値段が変わってきますので状況に応じたものを選びましょう。
どちらがベストかどうかわからない場合は、依頼する業者に相談するようにしてください。

和風・竹垣デザインフェンス

住宅が和風ならば、板垣・竹垣タイプのフェンスを候補にしてみてはいかがでしょうか。

自然素材のものと、樹脂製のものがあるので、耐久性や値段を考慮しながら生活様式に合ったものを選びましょう。

目隠しフェンスの値段・設置費用

フェンス単体の価格は、製品によってかなり差があります。
その中でも比較的スチール製のフェンスは、安いです。

アルミメッシュやウッドデッキと言われるものも、スチール製の次に安いです。

施工費も業者や設置エリアによって変わってきますので一概にはいえませんが、本体価格と施工費のそれぞれを割引価格で請負ってくれる業者が多いです。

素材やデザインにこだわりが多いと価格も高くなっていく傾向にあります。
そのため、こだわりを出したければ外から見える部分には良い素材を使用し、目立たない箇所には最低限の素材を使用すると、全体的に費用を抑えることが可能です。

施工費用においても金額に差が生じるので、困った場合は予算を信頼のおける業者に伝えて相談し、いろいろと比較検討しながら決めていってください。

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