「評判が良くて、安心して依頼できる外壁塗装業者を選びたい」
「外壁塗装で失敗したくないから、評判の悪い業者は避けたい」
外壁塗装業者を探している方は、こう考えていることでしょう。外壁塗装の質で失敗したくないですし、高額な費用を請求されるのも心配なので、評判の良い業者に依頼したいですよね。
本記事では、外壁塗装業者の評判を調べる3つの方法を解説します。評判の調べ方を知った上で、安心して依頼できる業者を探していきましょう!
目次
外壁塗装業者の評判を調べる3つの方法
外壁塗装業者の評判を調べる方法は、大きく分けると3つあります。ひとつの情報収集方法に頼るのではなく、複数の情報源から総合的に判断するようにしましょう。
なぜなら、情報源がひとつだと意見が偏ってしまうからです。外壁塗装は施工内容や依頼者の感じ方によって評価が変わります。
口コミを書き込んだ人の体験と自分の条件がぴったり合えば有益な情報になりますが、そうでない場合は実際の施工とズレが生じます。口コミで低評をつけている人がいても、その外壁塗装業者は自分には合っているかもしれません。
優良な業者を候補から間違って弾いてしまわないように、また、口コミ情報に惑わされないようにするには、総合的な判断が必要です。3つの調べ方を組み合わせて、口コミや評判の信頼性を精査していきましょう。
外壁塗装をした経験のある知人に聞く
最も信頼性の高い評判を調べる方法は、実際に外壁塗装を経験した知人から話を聞くことです。依頼した外壁塗装業者の対応は良かったのか悪かったのか、費用は見積もり通りの内容であったか、アフターフォローはあったのかなどを聞いてみましょう。
ネットの口コミは本当かウソかを見分けるのは難しいですが、知人のリアルな感想であれば信頼できます。対応が良かったのであれば候補に入れ、悪かったのであれば候補から除外すればいいわけですから、聞いて損はないでしょう。
聞いておきたいのは、接客対応です。「丁寧に説明してくれたか」「接客態度は良かったか」「相談しやすかったか」などを聞いておきましょう。
接客対応の良し悪しは依頼を経験した人から聞くのが一番ですし、知人であれば、なぜそう感じたのかを聞けます。担当者の人となりを聞いておくのは、外壁塗装業者選びの重要な情報となります。
対応の良かった担当者がいたのであれば、その人の名前を聞いておきましょう。長く付き合える外壁塗装業者を探すなら、親身に対応してくれる担当者のいる業者を選びたいですよね。
大手のメーカーだと人事異動で担当者が変わることもありますが、地域密着型の業者であれば同じ人が長く担当してくれるでしょう。外壁塗装は定期的な点検と塗替えが必要なので、事情をよく知っている担当者に任せられると安心です。
ただし、外壁塗装業者によって得意不得意があるため、知人の評判が良かったからといって、自分が依頼したときにその通りになるとは限りません。情報としての信頼性は高いですが、あくまでも個人的な感想であることはお忘れなく。
ネットで口コミを調べる
ネットで評判のいい外壁塗装業者を探すために、口コミをチェックしていきましょう。
調べ方はいくつかありますが、以下のような組み合わせで検索してみてください。
「●●(地域名)」+「外壁塗装」
「●●(外壁塗装の業者名)」+「口コミ」
「●●(外壁塗装の業者名)」+「評判」
最初に地域名と「外壁塗装」のキーワードで検索する、または外壁塗装の口コミサイトで調べて業者名をピックアップします。めぼしい業者をいくつか拾い、「口コミ」や「評判」といったキーワードで組み合わせて検索してください。
どの口コミを信頼すればいいか迷うと思いますが、意見が偏らないように、できるだけ多くの口コミ情報を多く集めていきましょう。その上で、総合的に口コミ評価を判断します。
極端に評判が悪い業者は候補から除外したほうがいいですが、口コミは良い内容も悪い内容も両方あるので、「総合的に良い業者」であれば候補に入れておくとよいでしょう。口コミで不安になる評判が多少あっても、実際に相談してみるとそうでもなかったりするので、評判が悪くないのであれば、候補から弾かなくてもよいかと思います。
大手メーカーの場合は、全体の口コミだけでなく、お住まいの地域を担当している営業所の評判も調べておきましょう。大手メーカーだと営業所によって対応が違っていることもあるので、営業所ごとの口コミを調べておく必要があります。
外壁塗装業者のWebサイトで口コミを調べる
外壁塗装業者のWebサイトがあれば、口コミが掲載されていないかチェックしてみましょう。自社サイトに悪い評判を載せることはあまりしないので、良い評判が中心になりますが、口コミを見ることで何を得意としているのかを探ります。
見た目を綺麗に仕上げる技術があるか、アフタフォローまでしっかり対応しているかなどを口コミから見ていきましょう。
自社サイトに、写真付きで施工事例を掲載している業者も多いです。自社サイトに施工事例の掲載がない場合は、口コミサイトなどに掲載されていないか確認してみてください。
施工事例が掲載されていないからといって、信頼性が低いわけではありません。シンプルな自社サイトだと施工事例を載せていないケースもあります。
画像検索で、業者名と「施工事例」のキーワードを組み合わせて検索すると、ヒットすることもあります。施工事例を中心に検索したいのであれば、この方法のほうが早いかもしれません。
このように情報を集めたら、自社サイトと口コミサイトの情報を照らし合わせ、内容に齟齬がないかをチェックしてみましょう。多少は口コミ情報が違っていたりますが、大きく食い違っていなければ大丈夫です。
もし自社サイトの口コミはものすごく良いのに、口コミサイトの評判が極端に悪い場合は、情報をよく吟味したほうがよいでしょう。どちらの情報が本当なのかを判断するのは難しいですが、明らかに盛った口コミが多いのであれば候補から外したほうがいいかもしれません。
自分の条件にマッチした口コミを参考にしよう
外壁塗装業者の口コミをネットで調べるときに注意したいのは、その口コミ情報が自分の基準と合っているかどうかです。良い評価であっても自分の望む条件と違っていれば、実際に依頼したときに希望とのズレが生じる可能性があります。
住宅によって環境が違いますし、使用する塗料によっても仕上がりが違うので、口コミを参考にするときは、どのような条件で施工をしたのかをチェックしておきましょう。
口コミだけで細かな条件まで合致した情報を探すのは難しいですが、口コミを書き込んだ人の施工内容も書かれていたら、自分の条件と照らし合わせた上で参考にしてください。その人がどこの部分にこだわって外壁塗装を依頼したのかも見ておくと、口コミから得られる情報の精度が上がります。
最も信頼度が高いのは、写真付きの口コミです。塗装前と塗装後の比較があるとよりわかりやすいです。写真で仕上がりを確認できる口コミは参考になります。
営業担当者や職人の対応に関する口コミもチェックしておきたいですが、接客の基準や感じ方は個人で差があるので、参考程度に留めておくとよいでしょう。口コミを書き込んだ人はあまり良くないという評価でも、実際に対面してみるとそうでもなかったりします。知人に評判を聞くときも同じことが言えますが。
口コミで見積もり費用の内容もチェックしよう
外壁塗装の依頼をする前に渡される見積もり書と、実際にかかった費用にズレが生じる場合があります。見積もり額よりも高くなるケースは、外壁の内部が予想異常に傷んでいる、追加で塗り直しをした場合などです。
これらのケースは見積もりでは正確に金額を算出できないので、実際に支払う費用が多くなってしまうのは仕方ありません。
注意したいのは、見積もり書に「一式」とだけ書かれているケースです。優良な外壁塗装業者であれば、見積もり書に工事内容の詳細を記しますが、そうでない業者は「一式」でごまかして、施工後に高額な費用を請求する場合があります。
「一式」と書かれていても、その内容を聞いたときに詳細に答えてくれるのであれば大丈夫です。しかし、聞いてもはぐらかしたりする業者は、やめておいたほうがよいでしょう。説明は業者の義務ですので、その責任を果たさないのは問題です。
見積りの金額より多い金額を請求されたという口コミ情報が多くみられたら、その業者には注意してください。他でも同様のトラブルを起こしている可能性があります。
多くの外壁塗装業者は優良で費用相談にも乗ってくれますが、高額請求をする業者もいるので注意しましょう。
おわりに:口コミは総合的に判断しよう
良い評判、悪い評判の片方だけで判断するのではなく、また、ひとつの情報源に頼るのではなく、複数の口コミ情報から総合的に判断しましょう。極端な良い評判に踊らされてもいけませんし、悪い評判を鵜呑みにして優良な業者を候補から外してしまうのもいけません。
実際に依頼してみないとわからないことも多いので、口コミだけでは完璧に判断できませんが、ネットでの評判は依頼する外壁塗装業者の候補を絞り込むのに有効です。2〜3社に絞り込めた、あとは談に行ったり、電話で問い合わせてみたりして、実際の対応を見ながら判断しましょう。
良さそうと思っていた業者の対応がイマイチで、あまり期待していなかった業者の対応がすごく良かった、ということもあります。口コミはあくまでも参考程度にし、最終的には業者の対応を見てから決めましょう。
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