家にクモの巣が張っていたから取ったはずなのに、数日後には同じ場所にクモの巣が張られていて何度取っても繰り返しで困ってしまっているという人はいませんか?
私たちをあざ笑っているかのように、同じところに何度も巣を作られるとイライラしますよね。
クモの巣は、大きく目に見えるものばかりではないので、顔に思いっきり巣が当たってしまったなんてこともザラですよね。
では、どうすればいいのか?
クモが巣を張るのは、必ず原因があります。
クモの巣を張らせないためにも、しっかりと原因を理解して対策をしていきましょう。
対策さえすれば、クモは巣を張らなくなってストレスを感じることも少なくなると思います。
しかし、クモはゴキブリを捕まえて食べてくれる特徴があるため、一概に害虫と決めつけて駆除してしまうのもどうかな?と思っている方もいると思います。
毒を持っているクモも日本には、ほとんど生息していません。
しかし、虫全般が嫌いな人にとってはクモ一匹でも気持ち悪いと思います。
そんなあなたのために、この記事ではクモの巣が張られる原因と対策について説明していきますので、いっしょに見ていきましょう。
目次
クモの巣が張られる原因
クモの巣が張られる原因は、何のためにクモが巣をつくるのかを考えるとすぐにわかります。
それは、「近くにエサがある」「エサが多い」からです。
巣を張って生きるクモは、巣で主にエサとなる、蚊、蛾、ゴキブリ、ハエなどを捕獲します。
そのため、クモの巣を張らないと生きていけないのです。
そこで、ご自宅のクモの巣が張られる場所付近を思い浮かべてみてください。
あまりキレイだと言えない場所ではないでしょうか。
不衛生で汚い場所ほど、クモのエサとなる害虫が発生します。
すると、そのエサである害虫を求めて近くにクモが巣を張るのです。
ということは、キレイで清潔にしている場所はエサとなる害虫の発生が少ないため、クモは巣を張りません。
他に、クモが巣を張る原因は、窓やドアの隙間も関係してきます。
家の中に潜んでいる虫を捕食するために、家の中に侵入して巣を張ります。
クモには巣を張るタイプと張らないタイプがいる
いきなりですが、すべてのクモが巣を張ると思っていませんか?
実は、そうではないのです。
クモには、巣を張るタイプと張らないタイプの2タイプが存在します。
家の周辺や中にクモの巣が発生するのは、当然ですがクモの巣を張るタイプのクモの仕業です。
巣を張らないタイプのクモには、例えばアシダカグモという種類がいます。
非常に大型のクモで、巣を張らずに家の中にいるゴキブリなどの害虫を求めて人家を渡り歩いていく徘徊タイプのクモです。
非常に飽食で、家の中にいる害虫をすべて殲滅して次のエサ場となる家に移ると言われておりゴキブリの天敵であるため益虫として認識されていることが多いです。
ですが、非常に大きく見た目も恐ろしいため、益虫と知らず駆除されることも多々ある悲しいクモでもあります。
主にクモの巣が作られる場所
クモの巣は、押し入れの隅・軒下・外壁・窓際・物置・サッシの内側・蛍光灯の近くなどに張られていることが多いです。
人間の生活範囲の近くにクモの巣を張る場合は、壊されないために目立たない隅の方に作る特徴があります。
先述したように、クモの巣を張るタイプは巣が無いと生きていけないため、壊されないようにクモなりに巣を守るための対策をしています。
人間がよく通ったり、すぐに目につく場所に巣を張ると壊されてしまう可能性が非常に高いため「できるだけ高く、そして暗い場所」に巣が張られていることが多いです。
自然の中では低い位置に巣を張ることも
人があまりいない森や林などの自然界の中では、クモは低い位置に巣を張る傾向があります。
草木が多い場所を歩いていると、顔にクモの巣がひっかかることがありますよね。
自然が多く人通りの少ない場所では、巣を守るという意識が少ないため、低い位置に巣があることがあるのです。
6つのクモの巣対策
家の周辺にクモの巣が頻繁に発生していて頭を抱えている方は、クモの巣対策をしましょう。
と言われても具体的に何をすればいいのかわからない方も多いと思います。
だからといって、何もしないままだとクモの巣は増加の一途を辿るだけです。
そうならないために、ここから紹介していくクモの巣対策を実践してみてください。
ホウ酸団子を設置する
クモの巣対策のひとつは、ホウ酸団子の設置です。
ホウ酸団子により、クモのエサとなるゴキブリを駆除することも対策のひとつです。
エサとなるゴキブリがいなくなれば、巣を張るクモもいなくなるかもしれません。
ゴキブリ駆除に効果的なホウ酸団子に即効性はありません。
少なくともゴキブリの駆除効果を持続させるためにも1ヵ月は設置しておきましょう。
ホウ酸団子を食べたゴキブリは脱水症状により確実に駆除することができます。
ゴキブリの通り道になりそうなところに設置して、定期的に交換するようにしてください。
放置しておくと乾燥してしまい、食いつきが悪くなり効果が薄れてしまいます。
クモの巣対策スプレーをまく
とても簡単にできるクモの巣対策が、クモの巣を張らせないスプレーです。
室内はもちろん、雨などにも強いため室外にまいても効果ありです。
天井やサッシ、窓、べランダ、外壁などにスプレーするだけなので、誰でも簡単にクモの巣対策をすることが可能です。
クモの巣対策のスプレーの種類はさまざまで、クモの巣を張らせない効果・クモを近づかせない効果・殺虫成分が含まれているものが主です。
クモの侵入経路に柑橘類の皮をこすりつける
クモは柑橘系の香りを嫌います。
クモの侵入経路であるドアや窓際に柑橘類の皮をこすりつけることで、クモが巣を張らなくなります。
レモンやミカンなど身近にある果物の皮で十分に効果があるため、すぐにでも対策することができます。
殺虫剤などの薬品を使用することに抵抗がある方には、ピッタリの対策方法だと思います。
この対策には利点がもうひとつあります。
それは、柑橘系の香りをゴキブリも嫌いなのです。
クモの巣とゴキブリ対策の両方に効果があるため、一石二鳥です。
庭やベランダの照明を少なくする
物騒なこのご時世、防犯対策として庭や車庫に向けて照明を設置している方も多いのではないでしょうか。
あるいは、夜の時間をおしゃれに過ごすために、照明を使用している方もいるでしょう。
クモはそんな照明の近くに巣を張る傾向にあります。
夏場、自動販売機の灯りに群がっているハエや蛾といっしょにクモの巣が多く張られている様子を見たことがあると思います。
エサとなる虫が照明に寄ってくるため、そこに巣を張るのです。
そのため、照明の多い家には虫とそれをエサとするクモが集まってきてしまいます。
対策をしたいのならば、照明の数を減らすことをおすすめします。
壁やドアの隙間をなくす
室内にクモの巣を張らせないためには、隙間を埋めることが重要です。
ドアや窓などに隙間があるとクモが浸入してしまい、巣を張ってしまいます。
築年数がたっている建物は、経年劣化によってひび割れやひどい場合は隙間が発生していることがあります。
その隙間から侵入することがあるため、業者に依頼をして隙間を埋めてもらいましょう。
ドアの隙間は、隙間テープなどで対応できるので、検討してみてください。
木を剪定しておく
クモの巣対策に、木の剪定が必須です。
やはり植物が多いと虫やクモがよってきて、やはり巣を張ってしまいます。
そのため、庭先に木が多くある場合は剪定をするようにしましょう。
窓の近くの木を剪定するだけでも全然違います。
窓の近くに木がある場合は、そこから室内に侵入してしまう可能性が高くなるため、窓の近くの木は剪定を怠らないようにすることをおすすめします。
まとめ:クモの巣を作らせない環境づくりを
何度取り除いてもクモの巣が張られるということは、クモのエサとなる害虫がいるということです。
エサとなるものが発生しなければ、クモは巣を張ることはしないです。
そのため、クモが好きなものが発生しない環境を作ることがクモの巣対策の基本です。
クモの巣対策スプレーをまくことも、簡単で効果的なので自分にあったクモの巣対策を検討するようにしてください。
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