「そろそろ家の外壁もそろそろ塗り替え時期なのかな」
「はじめて外壁塗装の見積もりを依頼したけど、よくわからない」
という方も多くいらっしゃると思います。
外壁塗装工事のタイミングがきたときに、一番にすることと言えば、依頼する業者を探すことです。
その業者が信頼できる業者かどうかで工事の結果がかなり変わってきます。
業者との出会い方はさまざまで、ポストにチラシが入っていた。訪問営業が来た。建築会社から案内が来た。お友達から紹介してもらった。インターネットで見つけた。と人それぞれいろいろなケースがあります。
外壁塗装工事は決して安くはないですし、大切な我が家の工事を任せる業者は、信頼できる業者を慎重に探すべきです。
では、どこの業者に施工してもらうかの判断をする要素に見積もりをとるという方法が1つあります。
しかし、基本的に見積もりをとってそれを見たとしてもあまりよくわからないというふうになってしまう方がほとんどだと思います。
そうなってしまわないようにここから見積もり依頼のコツやチェックすべきポイントをご紹介してきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
目次
意中の1社ともう1~2社に見積もり依頼すべき
既に仕事ぶりや費用に満足している業者がある場合は、その1社に見積もりを依頼しましょう。
しかし、1社だけでは不安がある。他の業者も見てみたい。という方はもう1社から多くても2社に見積もりを依頼してみてください。
あまりに多くの業者に見積もりを依頼すると困惑してしまうので、相見積もりをする場合は多くても3社まで。
理想は2社と覚えておいてください。
見積書のチェックすべきポイント
誰もが初めは見慣れない見積書。
必ずチェックすべきポイントをお伝えしますのでお見逃しなく。
外壁で塗装する面積をチェックする
はじめに外壁塗装でチェックしておきたいのが塗装する面積です。
業者によって多少の違いはありますが、大体の面積は同じです。
外壁塗装は「延べ床面積」をもとに計算するということを覚えておいてください。
・25坪…99㎡
・30坪…118.8㎡
・35坪…138.6㎡
・40坪…158.4㎡
・45坪…178.2㎡
・50坪…198㎡
平均的な延べ面積と外壁面積です。
この数値をもとに見積もりを出しているかを確認しましょう。
逆にこの数値よりものすごく安い・ものすごく高いという業者には依頼しないでください。
手抜き工事をされる可能性が凄く高いです。
あと、外壁・足場・養生のすべてを同じ面積で見積もりを出してくる業者にも依頼しないでください。
条件によるのですが、外壁面積と足場面積が同じになることは基本的にありません。
通常は足場面積の方が大きくなるのです。
全ての面積が同じになっている場合は、いい加減な見積もりをしていると判断してください。
塗装箇所の記名があるかどうか
外壁の見積書を見るときは、塗装箇所のチェックを必ずしてください。
なぜなら外壁塗装においてこの「外壁塗装箇所」についてのトラブルが最も多いのです。
見積もりの段階では安かったはずなのに、施工中に勝手に塗る箇所を増やしてどんどん金額が上がっていく場合があります。
基本的には塗る前に確認をするのが普通です。
2~3社か相見積を取ってもらったあと、塗装箇所の違いがあるかどうか確認しましょう。
外壁を塗る回数が明記されているか
見積書には外壁の塗装回数がきちんと記されているものです。
外壁の塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。
ので、正しい塗装回数かどうかをチェックしておきましょう。
この工程のどれかひとつでも省略されると塗料本来の特性を発揮することができません。
塗装完了直後は綺麗に見えていても耐用年数よりも早く剥がれや膨れが生じてしまう可能性が出てきます。
あなたに知識がないと思って、それっぽい理由をつけて塗る回数を減らした方がいいと言われても絶対に同意しないようにしてください。
必ずしっかりと施工してもらうようにしましょう。
塗料の詳細と品質レベル
外壁塗装に使用される塗料は、塗料によってランクが定められています。
そのランクが同じものを使用しないと面倒なことになります。
塗料はランクによって耐用年数が違ってきます。
ので、ランクの違う塗料で塗装をすると劣化するタイミングにずれが生じてくるのです。
ムラだらけになって見栄えが悪くなるケースも出てきます。
ですので、きちんと商品名の記載があるのならばご自身で調べてみることをおすすめします。
結果、塗料の耐用年数が違う場合は業者に聞いてみましょう。
塗料の商品名の記載がない場合もきちんと質問するようにしてください。
しっかりとしている業者ならば質問に答えてくれるはずです。
はぐらかされたり濁されたりした場合は要注意だと思ってください。
きちんと保証期間が明記されているか
見積書にしっかりと保証期間が記されているのは、優良な業者であるひとつの証拠になります。
どれだけ腕のいい職人でもミスはあるものです。
そのミスに対するアフターフォローがしっかりしていてこその優良業者。
一般的に塗料のランクによって保証期間も変わってくるのでチェックしておきましょう。
ケレンがしっかりと見積もりに記されている
見積書に「ケレン」または「下地処理」と書かれているかチェックしましょう。
ケレンとは、外壁についている汚れやゴミ、さびや古くなった塗膜を除去する作業のことです。
職人自らの手で行うケースと専用の器具を使用するケースがあります。
このケレンの作業がないとしっかりと新しい塗膜を塗ることができないのです。
人件費を削ったり工期を短くしようとケレン作業を行わない業者は悪徳なので要注意です。
トタン癖や屋根、雨戸は特に省かれる箇所なので、念入りに確認をするようにしてください。
優良業者に依頼するためのポイント
見積書のチェックはこれまで紹介してきた項目を注意すれば大丈夫です。
では、ここからは見積書以外にどんなところをチェックすれば優良業者かどうか判断できるかをご紹介していきます。
施工実績を必ず確認しよう
外壁塗装業者に依頼する前に、必ず過去にどんな工事をしてきたのかの実績を確認するようにしてください。
ホームページでチェックするのが一番早いと思います。
また過去の施工を見ると依頼する業者が何を得意としているのかもわかりやすいです。
過去の実績をチェックして外壁が専門ではなさそうだと感じたら候補から外した方が無難です。
とりあえず勢いですぐに決めない
悪徳業者は「今だけ安くなります」とか「今日ご契約いただくと大幅割引」などうまいこといって契約を急ぐ傾向にあります。
こういった甘い誘惑に負けて即決してしまうことのないようにしましょう。
外壁塗装は決して緊急性を要する工事ではありません。
ので、今日すぐに工事を始めないと家が危ないなんてことはありません。
優良な業者ほどみなさんに選択肢を多く用意してくれるものです。
絶対に即決を求めてくる業者に依頼しないようにしてください。
相見積もりを取る
より良い業者に出会うために、相見積もりを取るようにしてください。
理想は2社で多くても3社くらいに考えていないと、あまりにも多く相見積もりを取ると困惑してどこの業者がいいか正しい判断が出来なくなる可能性があります。
あと、勘違いしがちなのですが見積書をとることは決して一番安い業者を見つけることが目的なのではなく、しっかりとご自宅の外壁を塗装してくれる業者を見つけることが最大の目的です。
相見積をとって、上記で紹介してきたチェックポイントを確認して依頼する業者を見極めましょう。
まとめ:見積書の確認はこれで大丈夫
ここまで見積書のチェックポイントをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
上記で紹介させていただきました内容がしっかりと明記されていることが確認できたら大丈夫です。
何か不安や不審な点が1つでもあれば、絶対に業者に確認してください。
相見積もりも確実に行ってくださいね。
そして、納得のいく外壁塗装を行ってもらってください。
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